早期発見

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人類の敵 スキルス胃がん 後編

スキルス胃がんの怖さを世に知らしめた歴史的功労者「逸見政孝さん」の事例は、科学的な部分だけでなく、社会学的な医療の本質を考えるうえで貴重なものです。治療経過をたどりながら、スキルス胃がんについて学んでいきたいと思います。後半では、最近のスキルス胃がんに対する治療方針、臨床の結果についてお伝えしていきます。
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人類の敵 スキルス胃がん 前編

「スキルス胃がん」は、若い世代を襲う、恐ろしい胃がんの一種です。毎年検診を受けていても、早期発見が非常に難しいといわれています。早期の胃がんを発見されたと思ったら、じつはかなり進行していて「スキルス胃がん」だったというケースもあります。ステージが同じなら、「スキルス胃がん」でもほかの胃がんでもそれほど変わりはないので、同じように治療をすれば良いという説明が多いですが、そんなに甘いものではありません。やはり、スキルス胃がんは、「恐ろしいがん」だということを認識を持つ必要があります。
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逆流性食道炎 ⚠ガンになる…? バレット食道編

逆流性食道炎を長らく放置することで、バレット食道がんになるリスクが高くなります。また、バレット食道は、長くなるほどがんのリスクが高くなり、3cm以上の広範囲を持つ方は注意が必要です。逆流性食道炎をしっかり治療し、毎年の内視鏡検査を欠かさず受けることが早期発見の手助けとなります。
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最大のリスクは、前がん病変・異時性多発

「がん」は、はっきりと断定できないこともあります。また、一度、がんの治療をした人は、同じリスクに暴露されているため、二度目のがんを発症しやすくなっています。治療を終えても、油断せず、フォローアップ検査を心がけ、自分のリスクに見合った検診を考えましょう!
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がん検診・がん予防 総集編

これから、がん検診を受けようと思っている方、がんが心配な方のために、「がん検診・がん予防」のシリーズをわかりやすく、総集編にまとめました。自分のリスクに見合ったがん検診を賢く受けて、健康寿命を伸ばしていきましょう!
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がんの危険因子 その5 がんと食生活 

日々の食事の積み重ねで、わたしたちの体は作られています。偏りのある食事ではなく、有効なのは「バランスよく」食べ、リスクを分散させること。今、注目されている「地中海食」は、地中海沿岸に暮らす人々の伝統的な食事法で、乳がんの予防効果があると期待されています。
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がんのリスク その4 運動・身体活動量

身体活動量の高い人ほど、長生きできるという事実があります。運動を習慣とすることで「がんの発症」を予防し、さまざまな病気のリスクを下げることができます。一度、「がん」になった人も運動をすることで、「再発率・死亡率」を減少するという、臨床研究も現在行われています。
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がんのリスク その3 体重管理

一般的に「太っている=病気になりやすい」「やせている=健康的」というイメージを持っていませんか?しかし、「太りすぎ」「やせすぎ」は、どちらの場合もいろいろな病気のリスクになります。BMIと体組成を意識して、適正な体重管理を心がけましょう!
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がんの危険因子 「その2 アルコール」

「百薬の長」と考えられてきたお酒。今は、その説はほぼ否定されています。お酒はどんながんのリスクのなるのか?アルコールが与えるさまざまなリスクを現役医師が詳しく解説しています。
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がんの危険因子  「その1 たばこ」

がんのリスクとして一番危険なタバコについて解説します。日本人は男性の30%、女性の8%が喫煙しています。たばこが肺がんの原因になることは有名ですが、ほかの病気の原因にもなります。身近な人が吸っている煙を吸い込むことを受動喫煙といい、これも がん のリスクになりますので要注意です。
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